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移住前と後のお金のこと

こんにちは。只見町移住コーディネーターの藤沼です。
この夏は、移住フェアや移住体験ツアーなどで多くの移住をお考えの方々とお話しすることができました。
その中で、やはり移住後のお金に関することが知りたい情報の中でも上位に来るのかなと感じています。
私も移住するにあたり、お金に関してはとても悩んだ経験があります。
今回は、移住前と移住後のお金の話をまとめてみたいと思います。


移住してからのほうがお金がかかること

※一軒家、二人暮らしの藤沼家の場合

①光熱費、灯油代

神奈川時代:9,000円/月
南会津町時代:13,000円/月、18,000円/月(冬)
只見町時代:13,000円/月、35,000円/月(冬)

雪が降らない時期に関しては、水道、電気料金は大きな差は無かったように思いますが、ガスは神奈川時代に比べ2倍近い料金になりました。

そしてなんといっても冬です!ただでさえ高額なガス代が冬になりさらに高額に。そして灯油代が上乗せです...

只見町の冬の35,000円については、藤沼家は雪を融かすために地下水を引き上げて家の周りに常に流しているので、そのポンプの電気料金が15,000円以上かかっています。
そのような設備を使用していない家なら、15,000~20,000くらいでしょうか。

②ガソリン代

藤沼の地元栃木県に比べ、ガソリン代が高いです。
栃木県で157円/ℓの日、只見町では177円/ℓだったことがあるので1ℓあたり20円違うことになりますね。

私は、もともと車を所有していたのですが、移住に当たり新たに車を購入する方などはガソリン代のほか、任意保険料金、車検料金、メンテナンス料金などが今までの生活にプラスでかかってくると思います。

③除雪に関する費用

雪が降らない地域には必要がない出費ですね。
まず、標準装備としてスコップ、スノーダンプが必要です。
物によりますが、10,000円~20,000円ほどで揃えられると思います。
家の大きさによっては家庭用除雪機が必要になるかもしれません。

只見町の冬

移住してからのほうがお金がかからないこと

①家賃

神奈川時代:60,000円/月(1K)
南会津町時代:50,000円/月(3DK)
只見町時代:固定資産税のみ(一軒家)

藤沼家は空き家を購入しているので、固定資産税のみです。
定期的に必要になる屋根や外壁の塗装の出費はありますが、月々の家賃が無くなったのはとても大きいです!

②食費

スーパーの物価自体は、南会津町時代と大きく変わりませんが、野菜に関しては近隣の方におすそ分けを頂いたり、直売所などで新鮮なものが安く買えたりします。
また、スーパーが19時まで個人商店も20時までなので、移住前コンビニに週5で通っていた私にとっては、強制的に節約ができる環境に感謝です。

近隣の方に頂いた山菜たち

結論

只見町に移住してから収入は減りましたが、支出も減ったのでトータルすると生活水準は変わらないです。
私の場合は、空き家を購入して改修も最低限しかしないので住居に関する費用が抑えられていますね。
光熱費に関しても、もっと節約できている方もいるかと思います。

お金に関しては人によりけりだと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。移住を考える際に質問、不安なことなどあればお気軽にご相談ください!