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【町のこと】只見の仕事着”ユッコギ”の魅力

こんにちは、只見町移住コーディネーターです。
先日、職員Nさんが着ていたもんぺのようなズボンが、現代風のTシャツとの相性も抜群でとても素敵だったので、詳しく聞いてみました。

Tシャツとの相性も抜群!

ユッコギについて

こちらは、田畑での仕事の際に身に着ける伝統的な仕事着で、只見では「ユッコギ」と呼ばれているそうです。

素材は主に木綿が使われており、Nさんによると「ストレッチ素材では無いのだけど、最高に動きやすい!そして涼しい!着心地も抜群で、洗濯機でも洗えるのでヘビロテしてます。みなさんも着てみてください!」とのこと。

私も着てみたいな~と思っていたら、なんと型紙を発見!

2種類の型紙があります

只見町の情報発信や商品開発をしている合同会社メーデルリーフさんが、令和3年度に只見町内からユッコギを集め、使い方や作り方を調査。
令和4年度に「ホソユッコギ」と「ダフユッコギ」の2種類の型紙を作り上げたそうです。
メーデルリーフさんのブログに当時の記事が掲載されています)

また、町内で活動されている団体「めいわ縫いっこさん」が製作している、壁飾り用のミニユッコギも発見しました。お土産におすすめです❁

一つ一つ丁寧に作り上げている素敵な作品

昔ながらの伝統やモノを大切にしている町

移住して来て、常々感じていることではあるのですが、只見の方々は昔からの伝統やモノをとても大切にされているのだと思います。

中でも驚いたことが、只見町では民具を使った人、作った人など町民自らが記録と保存につとめていて、その方法が「只見方式(ただみほうしき)」として有名となり、全国から注目されていること。

民具収蔵庫の様子

昭和40年代から、只見町の民具収集がはじまり、現在はおよそ10,000点もの民具が集まっているそうです!
そして、平成15年2月20日に、そのうちの2,333点が国の重要有形民俗文化財の指定を受け、「ただみ・モノとくらしのミュージアム」に収蔵展示してあります。

第3回企画展の様子

「ただみ・モノとくらしのミュージアム」は、私も大好きで何度も訪れているおすすめの施設で、ユッコギを着て記念写真を撮影できる「仕事着を着る」コーナーもあります!
只見町にいらした際はぜひお立ち寄りください❁